テクニカル分析を重視する
分析にはファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の大きな2つにわけることができます。
ファンダメンタルズ分析
経済ニュースや各国の経済指標を元に現在の相場を分析し、将来の相場を予想する手法
テクニカル分析
過去の値動きから今後の株価を予想する手法
デイトレの場合はテクニカル分析重視で行うことがいいと思います。
理由として過去の値動きから今後を予測するのは、全ての材料がもう出ているわけですから与えられた条件は公平であり、誰でもできる手法であるからです。
テクニカル分析の手法
ローソク足分析
新値3本足
価格帯別出来高
トレンド分析 市場の全体的な方向性を見極める
オシレーター分析
フォーメーション分析 チャートパターンから予測する。
特に重視しているものはローソク足とRSI(相対力指数)です。
RSI(相対力指数)Relative Strength Index
一般的に30%を下回ると売られすぎ、70%を超えると買われすぎと判断されることが多いです。
⏬ 上がロウソク足、下がRSIです。
RSI=一定期間の上げの幅の合計➗同じ一定期間の上げ幅と下げ幅の合計✖️100
一定期間は14日で計算されることが多いです。
RSIは特にある程度上限と下限の価格が決まったボックス相場で機能するとされています。
MACD(移動平均収束拡散法)Moving Average Convergence Divergence
次に価格帯別出来高、相場の方向性を判断する時に使うMACD(移動平均収束拡散法)
MACDとMACDシグナルという2本のラインの交差を見ることで、買いと売りのタイミングを判断する手法
RSIと異なり、トレンド形成時に活用しやすい指標です。
交差するところといえばこんな感じですね。MACDがMACDシグナルを上から下に抜けたポイントはデッドクロスと言います。
ここまでわかりやすいチャートは少ないですが、これは顕著に出ていますね。
MCADは移動平均線をベースにしていますので、使える時はありますが絶対ではありません。
では逆に上がるサインゴールデンクロスを見てみましょう。
⬇️こんな感じで交差します。私は青線より黄色が上になるとアオキさんと勝手に読んでいます。
では、どうなっているか?実際にトレードした銘柄です。上がっていますね。しかしその後デッドクロスになって下がっています。
この時、ゴールデンクロスで買って、デッドクロスで売って、さらに空売りして。ゴールデンクロスで買いもどせばダブルでとることができます。これをドテンと言います。
逆にどちらも外れることを往復ビンタと言います。
まいゆきは千手観音に往復ビンタされるぐらいやられています。
ロウソク足で使えるもの
陽線坊主 買いの勢いが強く今後も上昇が続くことが多い。
陰線坊主 売りの勢いが強く、今後も下落が続くことが多い。
価格帯別出来高
過去に売買が成立した株数について、価格帯ことに集計した指標です。
例えば、1,028円のど天井で買ってしまったとします。
その後下落するのですが、買った人の心理としては、次に株価が戻ってきたら売ってしまおうと考えます。
しかし現在の株価よりも高い価格帯で出来高が多い場合、そこで株価が止まってしまう可能性が高いと考えられます。
逆に出来高の少ない価格帯に関しては株価も値動きが軽く、一気に急上昇、急下降する傾向にあります。
この場合は今日買ってホールドした人は全て損になっている、一番大きい出来高よりも下にいったということは、なかなか上がりにくい。受給なので仕手筋の犠牲になっている可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これなら勝てるかもしれないと思った方もいらっしゃると思います。しかし全てこのようにうまくいく訳でもありませんので、初めは少額の100株で試してください。
このシリーズは続きますので、また読んでいただければ幸いです。