チャートを読むことが大切ですが、情報収集も大切です。
チャートは葉っぱです。
葉っぱの動きを読もうと思うと、枝や木、そして森全体の動きを見ないといけません。
枝=決算
木=日本経済
森=世界経済
できれば日経CNBC等で情報を集めることが大切です。
四季報を買いましょう
会社四季報は個人投資家の強い見方です。
四季報とは各四半期の直前に発売されるもので上場企業の業績予想などを掲載しています。
夏号(6月)上場企業の7割は3月決算、そのため夏号では決算を完全収録した上で、新年度の予想を掲載。
秋号(9月)第1四半期業績を掲載、通期の予想の達成が難しくなっている企業が早くも現れ始める。
新春号(12月)通期の着地点の見通しを掲載。記者の腕の見せ所。
春号(3月)通期の着地点がほぼ見え、来期の動向に関心が移る号で、来期の有望企業を先回り買いするのに最適。
四季報には業績記事、財務状況、業績数字などがまとめられています。
業績予想については、会社が公表したものと、記者が独自予想したものが、載せられています。
予想から営業利益を増やしたかどうかは、記事を読み込まなくても、欄外の記号だけでわかりますから、初心者であれば、その記号を探してみるのが一番楽です。
決算の内容と四季報の予想を比較することで通期がどうなるか考える材料になります。
漁師は魚を取るとき、潮の流れを重視する。株式投資も同じで、勘に頼るのではなく、チャートという過去の動きや経済の流れをしっかり確認し、その波に乗って取引することで、ようやく成果がです。
漁師は潮を見る、個人投資家はチャートも見ることが大切。
同時に社会の変化に敏感になる必要があります。
2024年にはトラック運送業界での時間外労働規制が実施されることから、代替輸送手段として貨物鉄道が注目されている。コロナでは痛手でしたが、この分野は注目されるかもしれません。
コインパーキングも増えています。実際アメリカのADRでもパーキングの銘柄が上昇傾向です。例えばパーク24等は上がっていますね。
駅前の店の移り変わりでも景気を推測することができます。日経平均が30年ぶりに高値圏とはいえ、全て順調な訳ではありません。
近年、銀行や不動産業者が駅前からなくなっている地域は富裕層が減ってきたと判断できます。
逆にインバウンド関連銘柄は業績の期待が大きので、株価が上昇する可能性があります。しかし、そこは注意が必要で、しっかり業績を見て、チャートを見て買わないと、仕手株や✖️銘柄の罠にハマることになります。
銘柄であれば、プレミアムアンチエイジングという会社が仕手化して、✖️で買いを煽り、数日1800円以上をつけて、1週間も立たず暴落し、現在も1000円前後の株があります。
この銘柄は20000円をつけた歴史もあり、1,300円ぐらいの時に、20000円が1300円というディスカウントで、まだ初動という✖️をポストし、価格を釣り上げして、一気に売り抜け、株価をほぼ半分にしたという、ルフィの方がマシなのではないかというぐらい、被害者が出たと思います。
初めは上がって利益を出せたと思いますが、結果的には大損した人も多いと思います。結局はコツコツで一発ドカンです。
そういったハナシに乗らないように自分で、しっかり分析していくことが必要です。