日経平均は29,000円で指標によって意見が分かれる
全体的にPER(株価収益率)が上がってきている。これは日経平均と同じような推移で上昇している。
投資家がリスクを取れるようになってきた
相場環境が良くなってきた
よって、29,000円は通過点であるという見方ができる
29,000円というのは8ヶ月ぶりのことでここを限界と見るアナリストもいる。それが下記の指標だ。
グローバル・エコノミック・サプライズ
雇用や生産などの各種経済指標が事前の市場予想と比べてどうだったかを指数化したもの
実績が予想を上回れば指数は上昇し、逆に実績が予想を下回れば指数は下落するという仕組みになっています。
この指数は40%を超えると下落に向かう数値で、ここでの予想はもうピークに達してきたのではないか?という見方。
ではどう判断すればいいのか?
PER(株価収益率)が上がってきているのは間違いない。いいことです。
おそらく日経は上昇を続けると思う
しかし、雇用や生産などの各種経済指標が事前の市場予想より下振れをしている。
予想より下でしたという虚構や予想が一人歩きし、市場を圧迫する。
そう考えると予想を上回る力がまだあるのではないか?と考えるのが普通だと思う。
賃上げでの消費拡大
東証がPBRの1倍未満の企業に改善を求め、自社株買いが増えた、日立、富士通、東京ガスは1000億を超える自社株買いをおこなっている。
日銀総裁は金利緩和継続を表明し、円安が進んだ。
予想の数値よりリアルの数値を見た方がいいと思う。
上がるとすれば、決め手が必要。何を見るべきか?
企業業績はもちろんですが、ポイントとして
1株当たりの利益を重視することが大切。これは上昇せずに、昨年の11月から比較して下がってきており、4月まで落ちてきて、この1ヶ月で徐々に改善してきている。11月の2200円まで戻るまでは伸び代がある。
ここで大切な条件があり、
中国経済が良くなるか?→良くなっている
アメリカの景気→悪くはならない予想
訪日観光客→そろそろ中国からの観光客も増えてくる。JR JTB等の株も好調。
この辺りが上昇する予想とすると、
- 1株利益は上がってくる。
- PERの13%が維持される
日経平均は30,000円まで上がると推測。リアルな状況だと上がる
バーチャルな状況の予想は26,000円。
今はリアルの方が強いのではないかと思います。