9時から10時が勝負
下に株価になったところで買って、上で売るのは基本ですが、ベテラントレーダーの方の多くは利益は取れないと言っています。ではどうしたらいいのでしょうか?
例えば10円からスタートする株があったとします。
朝一で10円から上がっていく時は誰も20円、30円を持っていない。
40円で下降する仮定すると40円で買った人、30円で買いだと思った多くの人、20円で買いと、持っている人が存在する。つまり人が増えていく。
その後、10円から上昇し、40円から20円で買った人は損なのでずっと持ったまま。
40円から20円で買った人は、損したくないので、自分の価格まで帰ってきた時にやれやれで売ってしまう(打診売り)メンタル的にきついという行動が出る。
朝一で上昇する力と、朝二で上昇する力は別。
つまり朝一の上昇が一番シンプル。勝率が高い。テレワークデイトレーダーはまだ買ってないので上がりやすい傾向にある。
対策
9:00 スタート、上昇する(10とする)、少し待つ、
9:20 下がってくる、上昇し(10を超える)ブレイクしたところで買う。
つまり、下に降りてから買うは勝率が低い。
その時どきの新高値を見て、飛び乗る方が、勝率が高い。
上がっている時に乗って、流れに乗る方が儲かる。
入る銘柄は
上がっていきなりスタートする銘柄
その日1日でマイナスだが朝のうちにプラスマイナス0ぐらい乗せてきた銘柄に乗る。
前日にマイナスになっている銘柄は入らない。
とにかく上がっている株に乗る。
逆張りしないことが重要。
下がってきたところでは買わない。負けている人は、下がってきているところを買って上がる未来を予想している。結論下がることが多い。最悪損切りになるケースが多い。
では上がると言ってもどこまで上がるのか?
デイトレードでも全体を広く見渡すため、日足をみる。その全体の中で流れの中で今日どうなるのか?
25日平均線を組み入れる。
25日平均線がどれくらい離れているか、カイリ率のインジゲーターを確認する。40%ぐらいになると下がってくる。40で上がったり、下がったりする。
下記の表は今買っている株なのですがほぼ0です。移動平均線とチャートは離れていない。
上がります。
つまり、40まで上がっているものは取引しない方がいいと思います。
これで、当日上昇トレンドの株は探せるわけです。
トレード戦略はまず自分のルールを持つこと。適当にしない。
決算発表後の株をどう見るか?(長期投資の見方)
デイトレではかなり落ちている株でも別の見方もできますので、長い目でみる株を見てみましょう。
三井物産
5月2日(14:00)に決算発表。
23年3月期の連結最終利益は前の期比23.6%増の1兆1306億円に伸びた
24年3月期は前期比22.2%減の8800億円に減る見通し
少しでも不安材料が出たら下記のように落下。
同時に、前期の年間配当を135円→140円(前の期は105円)に増額し、今期も前期比10円増の150円に増配する方針とした。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比3.0%増の2898億円となった。
決算発表のポイントで、中期経営計画がある。
基礎営業キャッシュフロー 1兆円。ここで会社の実力を見る。
ROEは12%
自社株買いも行っている。2022 11/2~2023 7/31まで発行株式総数に対する上限割合が5.2% 2400億円が上限。
長期で見たチャートでは強いです。長期投資ではおすすめ銘柄です。配当もいいです。
自社株買いも大きく実施し、投資家にも優しい企業です。
デイトレードするときも、これ以上は上がるか、下がるかは、こういった、広範囲の目線も必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
株は下がったら買うという概念ですが、結局負けてしまう。ポジティブに上がったところを攻めるのはデイトレにとって1つの手段としては有効です。
確かに未来に上がるか、下がるかはわからない。だったら、上昇気流に乗っていくのは正しい選択かもしれません。
また、その日以外の全体的な見通しも大切なことです。
来週は決算発表後の見えにくい相場です。しっかり分析して、ストーリーを立てて臨みたいと思います。