企業決算発表を控え、株式投資をどう見るか?

投資

2023年の1月の分析はどうだったのか?過去から未来を知る

下記のデーターは 2022年の年末に日銀が金融緩和政策をとった背景があります。

それを踏まえての、2023年1月の表です。

①インフレが進み、鉱業は素材高で急騰

②銀行、保険は、年末に急に上昇しています。2022年の年末に日銀が金融緩和政策をとった背景が原因

③電気、サービスはロシアと中国のサプライチェーンの影響で株が売られたと報道されていますが???

わかりやすく言うと

中国の生産ラインが停止し、製品を作る、部品や資材調達ができなくなった。

テレワークの急速な拡大でパソコン、家電に使われる半導体不足が発生した。

と言う意味です。

サービスはインフレで価格が上昇して収益が取れなかった。

ここでのポイントは

大幅に下がったと言うことは買うチャンスが多いにあると言うことです。

電気機器で時価総額が高いところは

①ソニー

②キーエンス

③東京エレクトロン

④日立製作所

⑤村田製作所

2022年は日立のみがプラス、あとはマイナスでした。

自動車メーカー時価総額順

トヨタ

ホンダ

デンソー

豊田自動織機

スズキ

現在EV化の過渡期を迎えています。しかし自動車業界のEV化は充電ステーションなどのインフラが整わないといけません。

充電ステーションですが一ヶ所作るのに2億かかる試算がありますが、ガソリンスタンドを建設するコストよりも安いところから、設備投資が進めば、株価は上昇します。また決算が良ければ設備投資も良くなります。

ROEが上がっているところを中心に見ておくといいと思います。

サービス業時価総額順

リクルート

オリエンタルランド

日本郵政

エムスリー

セコム

決算の数字が今の株価に織り込みずみとしても、決算がよくて、下がったところを狙うことはチャンスになると思いますが、しっかりとPBR(帳簿上の価値=株価純資産倍率)、ROE(自己資本をどれだけ効率的に利用して利益を生み出しているか=自己資本利益率)を見て分析することが必要です。

分析の提案はこのブログで行っています。

今の流行りをどう見るか?

2023年のキーワードで注目は

インバウンド系 

サンリオ 高島屋 三越伊勢丹 H2Oリテイリング マツキヨココ

アウトドア系

トレジャーファクトリー ABCマート ゴルドウイン ファーストリテイリング

自動運転車

富士ソフト マツダ アルプスアルパイン ヤマハ発動機 日立 コマツ SBG

この辺りは現在、全体的に上昇傾向ですので、今から買うのは難しい感じがします。

マスコミも強気相場は一巡しているのではないかと言う予想もありますので、流行り系は一巡した傾向ではないかと思います。

PBR(帳簿上の価値=株価純資産倍率)が低く、ROE(自己資本をどれだけ効率的に利用して利益を生み出しているか=自己資本利益率)が高いのであればチャンスはあるとは思います。

決算が良くて下がったところで買うのならチャンスはあると思います。

現在は戦闘体制を整える時期

現在は

①各社決算発表が控えている。

②日米の金融政策発表も控えている。

③日経のTOPIXは1月からずっと上昇傾向。

ではもう株は上がらないのか?

そこで下記を見てください。

①TOPIXは上がっています。

②赤い線が4月に少し落ちています。ここに注目です。

グローバルエコノミックサプライズ指標とは?

通称びっくり指数と言われています。

意味は雇用、生産などの各種経済指標が、事前の予想と比べてどうだったのか?と言う意味。

つまり、予想を上回れば、指数は上昇し、予想を下回れは減少する。

今は予想より下回りつつあると言う判断です

経済は、ずっと上昇しません。

そう言うことからグラフの40のところで、一度ピークを迎えます。ピークをつけたから下がっているのです

ではもう上がらないのか?

マスコミが下がると発表すれば、大半は売ってくる傾向になる。

下がり続ける株は売られすぎると言う傾向になる

感情的に株を見ると、焦って手放していく。

日経平均予想も26,000円台になるかもしれない。

RSIが30を切る傾向となり、売られすぎのサインが出る

一般的に必要以上に売られると言うことはPERが高い。ベテラン投資家は既に手放している。

PERが高いから、ここで天井と見る。

一般的に怖くて買えません。

しかし逆にPERが低く、ROEが高い企業を選んでおけば、上がる可能性があると言うことです。

言っていることは逆目をつくこと。人と同じことをすれば、儲からない。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今はまさに頭脳戦に入っています。

やるか?やられるか?は分析と用意次第です。

ギリギリまで寝て起きてトレードしていては、おそらく難しいです。

一流の投資家は2時から分析している人もいます。(藤本茂さん)

藤本さんを見ていると、株で儲けると言うのは、その人が自分で取り組める一生の仕事になっているかどうかなのかもしれません。

今回はここまでです。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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