いつも読んできただきまして、ありがとうございます。
春はメンタルが弱い方は非常に辛い時期でもあります。ちょっとした言葉が人を傷つけてしまい、落ち込みますが、言った本人は気づかないことが多いです。
特に異動してきた人への心配りは大切と思います。不安な時ですので言葉を選んで対応するのは難しいですが、注意が必要です。
前回はとうとう昼で早退するところまで書きました。まだ未読の方は前回の❷をご確認くださいませ。
そして病院へ
早退して帰った時間は2021年5月16日15時30分でした。(このように書けるまで約2年かかっています。)
帰った時は正直ホッとしましたが、同時に罪悪感が立ち込めました。
救われたのは妻からの帰ってきてよかったと言われたことです。大丈夫?と言ってもそうでないわけですから、今思えば言葉を選んだと思います。
ここでもう一つ妻から提案がありました。

これはうつ病の人に接する時大切です
①なんでもすまないというのではなくて、「ありがとう」というようにしよう。
②会社はお金面は見てくれる、しかし会社はあなたの人生全てを見てくれる訳ではない。
③無事に帰れたことが人生にとって一番大切。
逃げて帰っていたという思いが強かった私は病院に行くことを決意しました。
次の日に病院の予約を取ろうと電話をしてもらいました。ここで注意点ですが・・・
本当にラッキーだった思いますが、見てくれる病院が1件ありました。今でもここに通院しています。ここがなければ、1週間待ちでした。

少しおかしいと思ったら早めの予約をしてください。
当日見てくれるところはかなり少ないです。
現地の到着し、ドアを開けるときは勇気が入りました。何か人生が終わってしまうような感じがしましたが、もうこれしか方法はないと思い入ったのを覚えています。
実際病院のドアを開けると10名ぐらい待ちの方がいました。正直こんなに人が来るものなのか?と思いました。
初めに現在の状況等を書く項目がありましたが、全く頭が回らず、半分ぐらいは無記名になっていましたが、誠意いっぱい書くことができない状況。
診察室に入りましたが、意外に通常の内科とあまり変わらないというのが、第一印象でした。
自分では何を言ったらいいかわからないぐらい疲弊していましたので、妻に同席してもらい、診察がスタート。
現在の状況、過去の経緯、仕事内容、労働時間、後はあまり覚えていませんが、丁寧にリアリングしてくれました。
その後、簡単なマークテスト系の問いかけの用紙を渡され、医師から言われたことは、
いますぐ出社をやめてください。ドクターストップです。診断書を書きます。
重度のうつ病です。という診断結果でした。
とうとう、うつ病になってしまったと落胆しました。
もっと早くここに来れていれば重度ではなかったかもしれないと思いましたが、重度の人は責任感の強い傾向があるようでした。
管理職でしたので、やはり我慢していたことは相当あったのは当然で、これがあだとなるは思いませんでしたが、治療に専念することに決定。
会社に電話し、当面の間休職することを伝えました。
うつ病も段階があり、初期的な症状なら早く改善できますので、ぜひ我慢せず気軽な気持ちで精神科に相談することもいいと思います。正直、普通の内科と変わりません。また雰囲気は悪くないです。症状が症状なだけに高圧的なものは一切ありません。
ここから現在に至るまでの闘病生活となります。
今回はここまでです。❹はすぐに執筆したいと思います。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

