S&P500 とは
S&P500はStandard & Poor’s(スタンダード・アンド・プアーズ)の略称。そのままですがStandard & Poor’sという会社が算出をおこなっています。
アメリカ合衆国の企業や産業を代表する500社の株式の市場価格の総合指数であり、平均値のことを言います。
アメリカ株式市場の代表的な指標の1つとされています。
なぜなら、アメリカ株式市場の時価総額の80%をカバーしているので、全体を測る上で有効とされているからです。
この指数の値が上昇すると、アメリカ経済の成長や企業業績の向上を示唆することになります。
ものすごく簡単にいうとアメリカの株式市場の調子がわかるもの
では実際にアメリカの調子を見てみましょう
これを見ると過去10年で3倍になっています。
指数とは何?
簡単にいうと、アメリカ合衆国の企業や産業を代表する500社の株価の平均です。
ではどんな銘柄があるのかですが、下記の通りです。
今回はe MAXISSIim米国株式(S&P500)という商品を例にとっています。
超メジャーな企業ばかりです。
例えば、10万投資すると、アップルは7%ですから7,000円分の株を買う形です。
アップルの株を買おうとすると2023年4月26日現在のレートで換算すると、163.77米ドルで、約18,030円となります。
アマゾンの株は、2023年4月26日現在のレートで換算すると、275.42米ドルは約30,308円となります。
1つの株を10株買っても20万以上するのは当たり前です。しかし1点集中にするとリスクが高まりますので、e MAXISSIim米国株式(S&P500)のようにお得セットがあり、分散投資させることに対し、リスクを下げるメリットがあります。
普通株式を購入する場合取引所から買います。
アメリカなら ニューヨーク証券取引所 ナスダックがあります。
ナスダックはベンチャー向けの比較的規模が小さい会社が多いとされてきましたが、アップル、アマゾン、メタなどの銘柄もあり、大きな取引銘柄があります。
この2つの取引所から選んだものがe MAXISSIim米国株式(S&P500)などの投資信託となります。
NY(ニューヨーク)ダウも見ましょう。ダウって何?
景気の動向を知る上で、よくニュースに出てくるニューヨークダウ、ダウ平均、ダウ指数について説明します。
正式名称は「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価」
実際には2人の人物、チャールズ・ダウとエドワード・ジョーンズによって設立されたダウ・ジョーンズ・アンド・カンパニーが考案したものです。
1884年には、チャールズ・ダウが自身の分析手法を用いて、当時の米国の主要銘柄30社の株価を平均した「ダウ・ジョーンズ工業平均株価」(現在のNYダウ)を発表し、これが株価指数の始まりとなりました。
NYダウとは、ニューヨーク証券取引所に上場している30銘柄の株価を平均した株価指数のことを指します。
30銘柄は下記の通りです。時価総額は変動しますので、日々チェックをお願いします。今回は銘柄を中心にした表記です。
2023年4月26日が下記です。NYダウは33,530ドル 約3,690,858円
工業製品に関連する企業を中心に構成されています。そのため、工業製品や製造業に関連する業種の状況を反映しやすいので平均は高いです。
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下記はS&P500です 4071.63ドル 約449,247円
e MAXISSIim米国株式(S&P500)の銘柄とダウ銘柄は共通する企業があります。特に大きな銘柄であるアップルや、マイクロソフトが大きく動けば、ダウは30銘柄の為、10%ぐらい動くこともありますので、全体的な値動きではない場合がありますので、そこは分析材料としてはしっかり把握が必要です。
アメリカを分析する場合はこの2つをしっかり見ていくことが大切ですので、比較をいたしました。
現在のアメリカの現状はどうなる?(分析の仕方)
- FRB(アメリカ合衆国の中央銀行)が金利を上げる
- 住宅ローン金利も上がる
- 不動産に投資している人が、まだ未返済なら支払いが厳しい
- よって家賃の値上げが発生する
- 物価が上がる。→インフレCPI(消費者物価指数)が上昇する。
- S&P500は4,700までは上がるか???
- S&P500は長期投資で見ることが大切。
- FFレート(FRBが設定する短期金利)が5%
- しかし3月の失業率3.5%で下がっている
これを踏まえてどうなるか?
GDP(国内総生産)市場価値の予想
2023年1-3月期が+0.4%、4-6月期が-0.1%、7-9月期が+0.5%、10-12月期が+0.9%を予想しており2023年は同+0.5%〜+1.0%を見込んでいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はS&P500の仕組みと、数字の分析の仕方を書きました。投資信託物件は短期で見るのではなく、長期投資として考えた方がやりやすいことを示しています。
デイトレードは余剰資金で楽しんで、要は長期投資に充てる分散型の投資で資金が増えるように考えていきましょう。
今回はここまでです。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。