株で16億稼いだ藤本 茂さん(87歳)に学ぶ
TVで株で16億稼いだ藤本 茂さん(87歳)が出演されていました。たった6分ぐらいでしたが、ノウハウを惜しみなく教えてくれました。今回は藤本 茂さんの発言を全て書き出し、初心者の方に詳しく、シンプルに、わかりやすく解説しようと思います。
朝2時に起床
トップ投資家は努力を惜しまないのがよくわかります。できる人は科学的な努力を惜しみません。
NY市場に上場している日本株のADR=預託証券の値動きを分析
東京市場の動きを見極める
- ADRとはAmerican Depositary Receipt(米国預託証券)の略称です。
- 米国市場で売買できる外国企業の証券のこと。
- 米国株式のように売買することができます。
- ここである程度国内市場の見通しを立てるのが藤本さん流です。
画面はこちらです。
決算内容をチェックし、安くなったところで買い、上がれば売るスタイル
下記はSONY様の決算予想です。
ソニーは4月28日が決算発表
ADRは落ちていますマイナス0.04%
国内の結果もマイナス1.38%
しかし1週間単位で見ると、下落傾向もう結果は折り込み済なら上がらないか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
下記はファーストリテイリング様です
業績は好調です。
株はADRがマイナス0.44% 国内がマイナス0.78%
この場合3月後半あたりまで落ちれば買いでしょうか?2月の結果を見て上がって行ってますので、落ちにくいとは思いますが、落ちればチャンスです。
この場合はいい決算予想が出る前の1月に24,000円まで落ちている。ここが安くなったら買い、上がれば売るということでしょう。
ストップ高の時の見極め方
単独PERが高いと割高と判断し売ってしまう。
単独PBRも確認
本日(2023年4月26日)のストップ高銘柄です。
PERとは、「Price Earnings Ratio」の略で、「株価収益率」と表されます。
株価がEPS(1株当たり純利益)の何倍の価値になっているかを示すものです。
現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。
一般的にPERの数字が大きいほどその株は割高→売るが藤本さん流
EインフィニティーのPERが69.5%です。高いですね。割高だから売る。
下記は半年の動きです。これで売るから16億稼いだのです。
普通ならもう一回上がりそうだから買うとなります。
このリスク回避が勝負の決め手なのだと思います。
移動平均線とは?
移動しながら価格の平均を結んだ線のこと。
トレンド(株価の上下)の向きや規模を分析するために使われます。
ここでの平均というのは日々の終値で計算しています。
MACD(マックディー)とは?
MACD=Moving Average convergence Divergence =移動平均収束拡散??
短期の移動平均線と中長期の移動平均線を使用することで、買いと売りを判断します。
下記の図の下部がMACDです。
特色
①移動平均線(シグナル線)よりも早いシグナルが出るので、1歩早い判断ができる
②売買シグナルが早く出るのがメリット
MACDよりシグナル線が高いと相場は弱いとは?
ピンク(MACD)より緑(シグナル線)が高い↑場合、相場が弱いです。
MACDがシグナル線を上回っている時は相場が強い傾向がある
ピンク(MACD)が緑(シグナル線)より高い↑場合、相場が高いです。
RSI とは?
RSIとは、「Relative Strength Index」「相対力指数」???
簡単にいうと、買われすぎか、売られすぎかを判断するための指標です
↑ ↑ ↑ ↑ ↑
表の下部がRSIです
30%以下で売られすぎ、70%以上で買われすぎ
30は買い (売られすぎなので)
70なら売る(買われすぎなので)
高値の大商いにしてRSIが高かったらほぼ売る
下値の大商いは買う
買う判断基準
- 増収
- 増益
- 増配
- 自社株買い
(企業が株式市場から過去に発行した自社の株式を、自らの資金で買い戻すことを指します。)
例 ○コメリ <8218> [東証P] 2023年4月26日
発行済み株式数(自社株を除く)の1.83%にあたる90万株(金額で27億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月26日から7月21日まで。
目的は主に
① 株主・投資家への利益還元
② 敵対的買収への対策
- 優待
やはりリスクを抑えた投資をされています。
注目している銘柄の特徴
高くても売らない銘柄は欲しい=長期的に持ち配当を得る
また高くなるか分からないから売る、下値で買ってもいいでしょうと思う。
株は心 技 体
まとめ
いかがでしたでしょうか?
補足は加えましたが、放送は6分ぐらいでした。6分でここまでお答えいただいたのは、まさに神回でした。
ちょっとしたセミナーより上ではないかと思います。ここまでノウハウを言ってくれる方は貴重です。
初心者の方は成功事例の記事ですので、ぜひ参考にしていただければと思います。