成長株を見つける1つの方法はPER
成長株はグロース株と言われることもあります。
業績のいいところは事業拡大→収益増→株価UP→成長株といったものです。
それを探すのが分からないのよ
そこで登場するのが PER
Price Earning Ratio????
株価収益率と言います
ものすごく簡単に言うと
株価と利益を考える数値(目安)
一応計算式を書いておきます(覚えなくてもいいですが)
株価➗1株純利益
利益に対して株価が何倍で買われていますか?と言う意味
これでもOKです
時価総額➗純利益
帳簿上の価値がわかります
資産があるか見ることができる指標です
では実際にどこが成長株なのか?
下記はPER上位10社(2023年4月26日)を挙げた表です。
本当に成長株なのか?
実際には一時的なものも混在しているので、リスクもあります。
これだけの表で株を買えばOKなら楽ですが、なかなかそうならない。
それなら意味ないですよ
そこで少し検証したいと思います。
過去のPERが良かった所は今どうなっているか?
下記は2022年12月9日に発表されたPERベスト10です。
では2023年4月26日にどうなっているのか、まいゆきが作ってみました。
結果としては、ベスト5ではイオンを除いて上がっています。
実際長期保有しても安定感はあることがわかります。
イオンはどうだったのか?
ではイオンですが、4ヶ月後は少しマイナスですが、勝負は出来た株です。
それが下記のイオンのグラフです。現在価格が2730円
これを見ると、PERがいいのにも関わらず、1月に2500円に落ちています。
業績が良くて、下になったら買うが基本ですから、PERのセオリーは全く使えない武器とは思えません。
2022年12月9日 PER 1位のオリエンタルランドはどうか?
買っておいて、ずっと保有しても、価格は上がっていました。保有リスクは少ないようです。
現在は4741円、成長株(コロナで客足が復活)ダウ理論では、実績は過去に織り込まれるわけですから、2022年12月21日には3,660円の底があります。
RER(現在も114.7倍)もいいのに下がっている所で買う。逆に言えばPERが高いと言うことは割高であるとも言える。高値で買っても儲からない。しかし、安定した動きを見せる場合が多いのではないでしょうか?
MACDより、シグナル線が上がったら売りです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
PERは企業の業績がいい。
よって高値である。
ベテランの投資家は売ってくる。そこで株価が下がったらチャンスである。
そこは、未来のビジョンを予測しないといけない。
今回の検証では、PERを見て、ある程度安定とみた企業選定はできますので、皆様のトレード戦略に活かしていただければと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。