株式投資の基本の言葉を理解しましょう
時間足 一定時間における値動きを表しています。
例 1分足とは1分間の値動きを言います。 1、5、15、30、分足 1時間足、4時間足、日足、週足、月足と種類があります。
インジゲーター チャートに表示するサポートツール
SMA(Simple Moving Average=単純移動平均線)というのがあります。わかりませんよね・・・これでは
20SMAという意味をカンタンに説明します
①1日目の終わり値 2日目の終わり値・・・・・20日目の終わり値
②20日分の終わり値の平均値を記録していく
③それを20日分を線で結んだものが単純移動平均線と言います。この線をインジゲーターと言います。
④平均線が上がると→価格が上昇(これを上昇トレンドと言います)多くのトレーダーが買いを入れている状態
⑤平均線が下がると→価格が下降(これを下降トレンドと言います)多くのトレーダーが売りを入れている状態。
相場のトレンドを判断するインジゲーターなのでトレンド系と呼ばれます。
ではこの平均線で何を得るのか? レジスタンスとは?
①移動平均線がチャートに接近することがあります。
②接近すると反発する。上昇トレンドの場合は急激に上がり、下降トレンドの時は大幅に下がる。この反発をレジスタンスと言います。
確約はできませんが、実際のチャートでは戦略に使える指標と言えます。
ゴールデンクロス
①短期線が中期線とクロスする
②短期線が中期線を下から上に抜けた時をゴールデンクロスという
③実際に上昇トレンドになることが多い
RSIとは
RSIとは(Relative strength Index)でチャート画面の下にあるグラフのことです。
相場の過熱感(買われすぎ、売られすぎ)を判断するものとなっています。
目安として
①70%以上が買われすぎ
②30%以下が売られすぎ
MACDとは
MACD=Moving Average convergence Divergence =移動平均収束拡散
SMAと異なり昨日、今日といった直近の価格の比重が重いEMA(指数平滑移動平均値)を使います
特色
①移動平均線よりも早いシグナルが出るので、1歩早い判断ができる
②ゴールデンクロスよりも早い情報が得られる
③売買シグナルが早く出るのがメリット
ダウ理論
①価格(平均株価)は全ての事象を織り込む
- あらゆる情報(経済指標 金融政策 政治イベント)は全て価格にすでに反映されている
- 今、利用できるファンダメンタル(経済の基礎的条件)の情報に意味はない
- 上昇や下落の兆候もチャートに盛り込まれている
つまりテクニカル分析で将来の値動きの予想が可能
では上昇、下落の兆候はどう予測する
上昇三角持ち合い
①上昇して売りも強く、買いも強い
②最終的に買いが強くなる
ヘッドアンドショルダー
①上昇から下降を繰り返す
②最終的に下降する
②トレンドは3つに分類される
- 主要トレンド:1年から数年継続する
- 二次的トレンド:3週間から3ヶ月継続する
- 小トレンド:3週間未満で継続
③主要トレンドは3段階で変化する
①先行期 一部の投資家が買うので、緩やかに上昇
②追随期 多くの投資家が買いで参入。
③利食い期 メディア報道も増える。上級者は利益確定、その後急落する
④価格は相互に確認する必要がある
株式市場では
①工業平均株価
②鉄道平均株価
この2つが同じトレンドで初めて確証できます。
FXの場合
①米ドルと米金利が上昇していることが大切
⑤トレンドは出来高でも確認される必要がある
主要トレンドが上昇=出来高も上昇
主要トレンドが上昇=出来高が減少(まもなくトレンドが変わる)
FXは出来高を把握するのは難しい。
⑥トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
1度発生したトレンドは、簡単には転換しない
トレンド方向に沿ってエントリーし、明確な転換シグナルが出るまで、ポジション保有し続けるだけで、利益を最大化できる。
ノンフェイラースイングとフェイラースイング
フェイラースイングはCでAを超えられない
Bの安値を下回ってしまった場合
売りシグナル(S)が発生します。
ノンフェイラースイングではBを下回る前に一度はCでAを超えています。
S1ですでに売りシグナルとみる場合
EがCを超えられなかったのを確認してからS2で初めて売りシグナルとみる場合があります。
株式投資、FXはいきなりギャンブル感覚で初めてしまうと、リスクが高い取引です。基礎は大切ですので、リスクを最小限に抑える為、このブログを書いています。
少しでもお役に立てればと思い、作成しました。