株取引は教科書は通用しない
昨日、大きな損切りをして一旦フラットにして取引をすることにしました。
損失をそのままにしてしまうと、頭もまともに働きません。
そのお陰もあり、本日は5銘柄、勝利しました。損切りはプラスマイナスゼロで2銘柄切りました。
今回は初心者が取引するときに気を付けていただきたい場面を紹介したいと思います。
上のサブタイトルにもある通り、教科書通りにいかないのが株式投資の現場です。
なぜ、通常儲からないのか?を紐解いて行きたいと思います。
それでは下記のチャートで説明します。
これは、教則本等では上がる条件が揃っています。
MACDはゴールデンクロス
5SMAが25SMAを超えて上昇トレンド
しかし結果は少し上がり、すぐ下降に転じました。
もちろんですが、上昇する場合もありますが、実際は勝率は低いと思います。
実際には、なかなか教科書通りにいきません。
考え方を変える以外、勝つことができない
まず、考え方ですが、ゴールデンクロスの手前でエントリーする必要があります。
その1つの指標として、CCIという指標を採用しました。
「CCI」は、商品チャンネル指数(Commodity Channel Index)の頭文字を並べたもの
簡単にいうと、メーターが下にいくと売られすぎ、上にいくと買われすぎのサインが出ますが、MACDより反応が早く出るという特色があります。
下降トレンドの時に、CCIでメーターがマイナス130以下になると、エントリーポイントが多くあり、本日もそれで全勝しました(金額は大したことありません)
ただ、早く信号が出ますので、ダマシに引っかかることもありますので、CCIのみで機能するわけではありません。
私はエンベロープとCCI、MACDという順番に確認していき、エントリーポイントを決めています。
現段階では、昨日損失が出ましたので、1銘柄100株以上やらないというルールになっており、たくさんの銘柄に投資することにより、自分に勝てるルールを作り出すまで、少額で行うことにしています。
ただ、勝率は8割ぐらいになっていますので、損切りをしっかりすれば、コツコツドカンは避けれそうです。
なかなか勝てない理由の背景
勝てない理由の背景として、機関投資家、大型投資会社等の存在があります。
はっきり言ってしまうと、通常のやり方で取引したら、機関投資家、大型投資会社の収入になるわけです。
当然価格コントロールを自在にしていく、仕手株があります。
趣味程度で株をやる方は全く儲からないのでやめた方も多く聞きますが、その投資した金額がそのまま、機関投資家、大型投資会社の肥やしになってしまいます。
株売買は需給で成り立っているので、ここは特に問題ないですが、心理的にうまく誘導され、高値で買って、安値で売ってしまうように、うまく仕掛けてきます。
下の写真を確認ください。
一見すると、レンジ相場になっておりますが、通常需給関係なので、価格は上下に波打つはずですが、ピッタリと一定になっています。
これは、大型機関投資家等が、コントロールしていることになります。
素晴らしいぐらいまっすぐに推移しています。
この場合はいつかは上がります。時期的なものは読めません。買い集めが終わったらというのが理由です。
しかし、そこで買っても下がる場合もありますので、絶対ではありません。
さらに下記をご覧ください。
6月13日のスタートにいきなり下ヒゲ陰線で始まり、ズドーンと落ちています。
これは空売りを大量に仕掛け、前日まで上がって買った人対象に、慌てて売らすように持って行きます。
そこで、大口が安値で買い戻ししながら、時には安値で買っていくという構図です。
空売りはストップ高になってしまうと、大損害になりますので長期投資の場合は注意が必要です。しかし下がっても儲かりますので、慣れてきたら、信用取引にしてできるようにすれば最強です。
こういう背景をしっかり把握して、常に大口がどういう風に考えているのかを読むことが大切です。
しかしこれは、教科書にはできないと思います。実際の投資しながら、感覚を養う必要があります。
この感覚はずっと損をしている場合は、大口の動きに合わせる能力が不可欠です。
下記の写真でもゴールデンクロス後に陰線が付いてますね。大勢が買ったところを大口は売っていることになります。
スキャルするなら、この場合は下に長く伸びた陽線でエントリーです。
全てがそうではありませんが、そういったサインも一つのエントリーポイントとなります。
下に長く伸びた陽線は下降トレンドでは、上昇を示唆するサインになることが多いです。(ダマシもあります。大口が絡んでいる場合)
戦う相手は大型投資家ではなくて、大型投資家側の動きに合わせるということが、大切です。本を3冊読むより、これを体得した方がいいかもしれません。ただ基本がないとどこで仕掛けられるかわかりませんので、勉強も大切です。
ストレートのボールが打てないのに、変化球が打てるということはありません。
相場はストレートがあまりありません。変化球だらけです。
なすすべがないのではなく、考え方を変える必要があります。
下げてきたと思えば、これは売らす為の手段なのか?等、ストーリーを立てて考えるとわかってくる時が多くあります。その積み重ねで勝率を上げていくことが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あまりこのようなオープンなブログは少ないかもしれませんが、初心者でだいぶ勝率も上がってきていますので、包み隠さず書くことによって、役立つ情報になればと思い執筆しました。
常に大口目線で考えて、勝てるトレードをして行きましょう。
今回はここまでです。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。