海外のレーベルから音楽をリリースするには?の後編になります。
今回は実際にどのようにレーベルとやりとりしたか書いていきたいと思います。この方法で行けばみなさまチャンスがありますよ。
過程については前編をご確認ください。
配信して1時間ぐらい経った時にメッセージが来ました。メッセージは右上の
このマークですね
実際にきた連絡がこちらです。
よくわからないので、Google翻訳にかけてみました
こんにちは、このトラックを聴きました。Industrial でのリリースとプロモーションを提案したいと思います。
Techno United レーベル @user-130264811 (私はレーベルの公式スカウターです) 同意する場合はインスタグラムの DM にテキストを送信してくださいこんにちは、このトラックを聴きました。Industrial でのリリースとプロモーションを提案したいと思います。
Techno United レーベル @user-130264811 (私はレーベルの公式スカウターです) 同意する場合はインスタグラムの DM にテキストを送信してください
初めは騙されているのかと思いました。
インダストリアルでのリリース?工業所からのリリース?
YouTubeが掲載されていたので見てみました。
一応ちゃんとあるみたいですね。
バンドキャンプもあります。なにやらイタリアのレーベルみたいです。
Industrial Techno Unitedというレーベルのようです。名前でもわかるようにインダストリアルテクノのレコード会社のようです。
情報的にらテクノに特化したレーベル。調べるとオーナーは現役のマッチョなDJの方。
日本には代表的な2名のDJの方がイベントで仕切られているようです。
インスタグラムのDMにテキストを送ってくるように言われましたので、インスタの使いかたがわからず、YouTubeを見ながら、インスタを登録。
インスタのDMは簡単に行ってしまうとLINEと同じですが、電話番号がわからないので、安心もあります。またオフィシャルのインスタなので、安心感がありますので、インスタDMはビジネスでも成立します。
今回は以下のように送ってみました。
自己紹介とリリースに向けてどんな用意をすれば良いですか?といった内容です。
確かにインスタメッセージは便利ですね。LINEみたいに別の人に読まれないので、安心です。
しばらくするとインスタが返って来ました
実際の返事はこちらです。
日本語訳してみます
こんにちは、どういたしまして 最高の露出をお手伝いさせていただきますので、今日からこちらのコンディションを公開・宣伝させていただきます
ITU プロモーション サービス:
スポティファイ
バンドキャンプ
ユーチューブ
サウンドクラウド
iTunes
アマゾンミュージック
グーグルプレイ
テンセント
潮汐
シャザム
ディーザー
イェンデックス
チクタク
フェイスブック
インスタグラム
これらのソーシャル (TikTok、Facebook、Instagram ミュージック) のストーリーに投稿するトラックが見つかります。
他にもたくさん..
契約はありませんが、レーベルに対する独占的なロイヤリティはありませんが、自分の Bandcamp でトラックを再度アップロードして販売することは自由です。
トラックは当社の連絡先、DJ、ソーシャルプロモーションに送信されます
アップロード料金は、すべて込みのプロモーション アナログ マスタリング カバー ビデオを含めてわずか 29.90 ポンドです
支払いから数時間以内にトラックをリリースできるようになります
アップロード代がかかるようです。29.90ポンドは約5900円ぐらいです。
どうしようかなと思いましたが、普通に考えてみました。
マスタリングの費用はどれぐらいなのか?
立ち会いで1時間7000円ですね。
例えば、大阪のスタジオにマスタリングに行くとなった時は特急で往復2780円、食事代1000円、スタジオマスタリングで7000円合計で10,780円かかってしまいます。
10,780ー5900=4880円も特になります。
さらにアナログマスタリングもついてくる。
Xの書き込みでは、金取られるからやめたと書いていましたが、自分の音楽が世界中に聞いてくれるのはチャンスです。
ここは必要経費であると思いました。
支払いはPayPalとなっていますので、相手にカード番号を知られることがない方式なので、安全だと思いました。
PayPalの設定は簡単で、個人情報とクレジットカード登録をすれば携帯アプリから作ることができます。
29ポンドを支払い、インスタグラムのメッセージに入金完了の報告をしました。
すると以下のようにメッセージが来ましたので、soundcloudの共有からリンクをコピーしてインスタに貼り、送信しました。
やり方はSoundCloudの画面から
左下のこのマークをクリック
この画面になるので
下のこのhttp・・・の部分をコピーして
インスタのメッセージに貼り付けで完了です。
英文はGoogle翻訳で対応しました。
結果としてレーベルのインスタに掲載されました。
あとはSoundCloudに掲載
bandcampにも
YouTubeまで
実際これで売れるかどうかはわかりませんが、実際に個人で宣伝するより、自分の音楽が多くの人に聞かれます。
また、自分の実績と結果を残すことにより、名刺がわりになるメリットもあります。
いかがでしたでしょうか?
海外から音楽を出すというテーマで自分の実際の体験談を書いてみました。
テクノを作っている方なら、サウンドクラウドに掲載することによってチャンスはあります。また、デモを送る場合でもメールではファイルサイズが大きすぎて送れませんので、SoundCloudはやっておいた方がいいと思います。
現在4曲をIndustrial Techno Unitedよりリリースしています。誰にでもチャンスはあると思いますので、挑戦してみてはいかがでしょうか?