1/9 ADR
全面安だった。
このところ上昇が目立っていたため、短期的な過熱感などを意識した売りが出た。
ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落
前日比157ドル85セント(0.41%)安の3万7525ドル16セント
前日にダウ平均が再び最高値圏に上昇し、主力銘柄の一部に利益確定の売り
昨秋以降の米長期金利の低下には一服感があり、株式の相対的な割高感が意識
「長期金利が再び4%台を付けたことで投資家心理が強気になりにくい」
個別銘柄では石油のシェブロン、化学のダウなどの景気敏感株が下げた。
製薬のメルクと日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が上昇した。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸
前日比13.942ポイント(0.09%)高の1万4857.710で終えた。
半導体のエヌビディアが連日で最高値を更新
動画配信のネットフリックスが下げた。
上昇予想
アメリカは製薬日用品、半導体が上昇
ルネサス6723 ローム 6963 の半導体も監視する。
結果
精密機器、その他製品、医薬品、電気機器、輸送用機器などが上昇
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>1銘柄で日経平均を約132円押し上げた。
同2位は東エレク<8035>となり、京セラ<6971>、TDK<6762>、テルモ<4543>、第一三共<4568>、ファナック<6954>などがつづいた。
下落予想
海運業、石油・石炭製品、鉄鋼、銀行業、証券・商品先物取引業などが下落
値下がり寄与トップはスクリーンHD<7735>となり1銘柄で日経平均を約2円押し下げた。
同2位は富士通<6702>となり、7&iHD<3382>、資生堂<4911>、サッポロHD<2501>、楽天グループ<4755>、日本郵政<6178>などがつづいた。
為替相場
ドル・円が1ドル=144円台の半ば(9日は144円06-07銭)とやや円安方向
10日の東京株式市場見通し=堅調な展開か
現地9日の米国株式はまちまちの動きとなったものの、投資家心理の好転が期待され、心理的なフシ目の3万4000円に迫る場面も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比125円高の3万3885円だった。
結果 34500円越え
1990年3月以来となる34000円台に到達。
その後、225先物にまとまった買いが入ったとの声も聞かれ、日経平均は上げ幅をじりじりと広げ、後場には34500円台まで上昇した。
TOPIXも昨年9月の高値を更新。
値上がり銘柄数 176(寄与度+689.35)
値下がり銘柄数 47(寄与度-10.81)
変わらず銘柄数 2
主要の銘柄の結果