1月12日(金) 株式モーニングレポート(日経35,000円突破翌日)

投資

アメリカ ADR

米国株式市場は小幅続伸。

ダウ平均は15.29ドルの37,711.02ドル

ナスダックは0.53ポイント高の14,970.18で取引を終了した。

早期利下げ観測に逆行

インフレ化している

昨年12月の米消費者物価指数(CPI)統計で、総合指数は前月に比べて伸びが加速

前年同月比では3.4%上昇と、3カ月ぶりの大きな伸び。

前月比では0.3%上昇に加速した。

コア指数は前年比3.9%上昇。市場予想は3.8%上昇

住居費や電気代、自動車保険などが上がった。

中古車は2カ月連続の上昇となった。

3月利下げは「早過ぎる」

米クリーブランド連銀のメスター総裁は、3月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で利下げを検討するのは時期尚早との見解

昨日アメリカは振り回されて終わっている

原油高に連れたエネルギーセクターの上昇がけん引し、寄り付き後、上昇。

12月消費者物価指数が予想を上回ったため早期利下げ観測が後退し、長期金利上昇を警戒し相場は大きく下落

リッチモンド連銀のバーキン総裁は物価上昇率目標に向け軌道にのったら、利下げも可能になると、述べた。

終盤にかけて30年債入札の良好な結果や中東地政学的リスク上昇を受け長期金利が低下に転じると相場は下げを消し、小幅高で終了

ソフトウエア・サービス 上昇

電気通信サービス 下落

 

日本の状況はバブル

先物は夜間でも上がっている

円安傾向

中国

中国で掘削機などの建機の販売が落ち込んでいます。

2023年の国内販売台数は前年比4割も減少し、2020年水準の3分の1未満となりました。

背景には不動産市場の低迷があります。

景気のバロメーターとされる掘削機の売り上げ減少は、経済への重し

12日に発表される中国の物価統計も引き続き、体温の低さを示す内容になるとみられる

石油銘柄に影響あるか?

イランがタンカー拿捕

イランは「米国による原油の窃盗への報復」として、「セントニコラス号」を差し押さえたと、半国営メヘル通信が報じた。

今回の事件は中東で起きている海運の混乱にイランを直接的に巻き込むものだ。

紅海では過去2カ月にわたり、主にイエメンの親イラン武装組織フーシ派による船舶への攻撃が相次いでいる。

電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)は紅海での混乱が供給に影響したため、ドイツ、ベルリンの一部の工場での生産を一時中断すると発表し、売られた。

レンタカー会社のハーツ(HTZ)はテスラを含むEV2万台を売却、ガソリン車に回帰する計画を発表し、下落

上昇予想

下降予想

 

12日の東京株式市場見通し=上値の重い展開か

大発会からきのう11日までに1760円強(約5.3%)の上昇となっている。

先高期待は強いとみられるが、短期的な過熱感や週末要因から、手じまい売りが優勢となる場面もありそう。

ソニーG <6758> 、デンソー <6902> 、京セラ <6971> などが、11日の東京終値に比べ安い。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比45円安の3万5205円だった。

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