1/6 アメリカの動き
米国株式市場は小幅高。
ダウ平均は25.77ドル高の37,466.11ドル
ナスダックは13.77ポイント高の14,524.07
12月雇用統計が予想を上回り労働市場の底堅さが確認されると早期の利下げ期待が後退し、寄り付き後、下落。
12月ISM非製造業景況指数が大幅に悪化すると利下げ観測が再燃し金利低下に連れハイテク中心に買戻しに拍車がかかった。
終盤にかけ長期金利が再び上昇したため上値も限定的
連邦準備制度理事会(FRB)の次の行動が利下げとの見方も根強く、プラス圏を維持し終了。
電気通信サービスや銀行が上昇
家庭・パーソナル用品が下落
1/6 ADR
オムロン<6645>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、住友電<5802>、任天堂<7974>、TDK<6762>、三菱UFJ<8306>などが上昇し
全般買い優勢となったシカゴ日経225先物清算値は大阪日中比570円高の33890円。
1/7 アメリカ ADR
8日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面高の展開
この日は米長期金利の低下を受けて米株式相場が上げ、日本株ADRにも買いが及んだ。ソニーGとみずほFGが1%あまり上昇した。ホンダやオリックスも高い。
1/7 NY
ダウは3日続伸し、前週末比216ドル90セント(0.57%)高の3万7683ドル01セント
半面、航空機のボーイングが大幅安となり、ダウ平均の重荷となった。
8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は上昇し、前週末比40銭円高・ドル安の1ドル=144円15~25銭
長期金利は一時3.96%と前週末終値(4.05%)から低下
米長期金利の低下を受け、高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが入り、指数を押し上げた。
市場では「前週末にかけてハイテク株は売られすぎていたため、押し目買いが入りやすくなった」
ナスダック総合株価指数は続伸し、前週末比319.695ポイント(2.20%)高の1万4843.768
ネット通販のアマゾン・ドット・コムやネット検索のアルファベットなど主力株が総じて高い。
上昇予想
結果
値上がり156銘柄
値がさの半導体関連株が大幅高
その他製品、機械、精密機器、金属製品、情報・通信業などが上昇
東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約78円押し上げた。
アドバンテスト<6857>となり、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、ダイキン<6367>、中外薬<4519>、オムロン<6645>などがつづいた。
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 24910 790 78.92
<6857> アドバンテ 4945 282 75.13
<9984> ソフトバンクG 6242 162 32.37
<4543> テルモ 4827 155 20.65
<6367> ダイキン工業 23260 510 16.98
<4519> 中外製薬 5552 164 16.38
<6645> オムロン 6677 391 13.02
<7974> 任天堂 7538 315 10.49
<9766> コナミG 8167 293 9.76
<4568> 第一三共 4117 86 8.59
<9613> NTTデータG 2030 50 8.24
<6098> リクルートHD 5894 76 7.59
<9735> セコム 10595 220 7.33
<4704> トレンドマイクロ 7688 219 7.29
<7832> バンナムHD 2906 67 6.69
<6954> ファナック 4130 40 6.66
<3659> ネクソン 2795 100 6.66
<2801> キッコーマン 8894 196 6.53
<9843> ニトリHD 18075 575 5.74
<6758> ソニーG 13340 170 5.66
下降予想
ADR で大きく下げた銘柄は日本では反応がなかった。
造船は予想は的中
より天を狙うのが成功のもと
シャープはアメリカの反対に動くケースが多い
値下がり69銘柄
海運業、鉱業、鉄鋼、石油・石炭製品、銀行業などが下落した。
信越化<4063>となり1銘柄で日経平均を約14円押し下げた。
京セラ<6971>三菱商<8058>、アステラス薬<4503>、ファーストリテ<9983>、日東電<6988>、太陽誘電<6976>
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4063> 信越化 5552 -85 -14.15
<6971> 京セラ 2010 -45 -11.99
<8058> 三菱商事 2303 -50.5 -5.05
<4503> アステラス製薬 1739 -27.5 -4.58
<9983> ファーストリテ 34460 -40 -4.00
<6988> 日東電工 10585 -115 -3.83
<6976> 太陽誘電 3603 -80 -2.66
<7267> ホンダ 1518 -12.5 -2.50
<9107> 川崎汽船 6361 -246 -2.46
<6762> TDK 6467 -21 -2.10
<7272> ヤマハ発動機 1291 -19 -1.90
<6305> 日立建機 3831 -49 -1.63
<6981> 村田製作所 2889 -19 -1.52
<7751> キヤノン 3668 -27 -1.35
<7203> トヨタ自動車 2694 -7.5 -1.25
<9104> 商船三井 4802 -106 -1.06
<9101> 日本郵船 4668 -90 -0.90
<6301> 小松製作所 3779 -25 -0.83
<5713> 住友金属鉱山 4213 -49 -0.82
<7270> SUBARU 2743 -23 -0.77
値下がり率
9日の東京株式市場見通し=続伸後も堅調か
結果
先週末比385.76円高(+1.16%)の33763.18円
より天なので戦いにくい
寄り付き直後から日経平均は強く、上げ幅をじりじりと拡大。値がさの半導体関連株が大幅高となったことから、33990.28円まで上昇し、昨年の取引時間中の高値33853.46円(11月20日)を突破。買い一巡後は、為替の円高ドル安推移が重しとなったものの、終値ベースでバブル後の高値を更新
先週末比385.76円高(+1.16%)の33763.18円