国内株式市場見通し
日銀会合後はやや「往って来い」の相場展開
大証ナイトセッションは、通常取引終値比220円高の33280円で取引を終えた。
週初の東京市場は続伸スタートとなりそう
日経平均は寄付きに上昇した後は、積極的な売買は手控えられるとの見方から、取引時間中は上下の値幅が狭いこう着相場となろう。
個人投資家が売買の主体とみられていることから、グロース市場は東証グロースCore20など時価総額が大きい主力銘柄や材料のある銘柄、直近IPO銘柄などが物色されると考える。
日経平均など日本株を押し上げていた東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体関連が足元上げ一服
海運やパルプ・紙、鉱業、鉄鋼(景気敏感といわれるセクター)などの上昇が目立っている。
米国景気のソフトランディングを期待するムードが日本株市場にも伝わっている
「金融政策の正常化」
来年1月から4月に開催される会合で判断する可能性が高まっている
銀行株や保険株など時価総額が大きい銘柄も物色される展開も期待できよう。日米ともに少々楽観ムードが強まっている感はあるが、2024年は大相場となる可能性がある
銀行はチャンスかもしれません
2024年からは、新しいNISA(小額投資非課税制度)制度がスタートする
現行NISA制度で残っている投資枠を使い切るために、配当利回りが高い大型株や優待銘柄、大化け期待での時価総額が小さい中小型株などNISAで買われやすい銘柄に駆け込み需要が発生
今週末の米国市場
NYダウが反落した一方、ナスダック総合指数、S&P500が続伸とまちまちとなった
ダウ平均は18.38ドル安の37,385.97ドル、ナスダックは29.11ポイント高の14,992.97
NYダウは18ドル安、インフレ鈍化好感も利食い売りに押される
11月コアPCE(個人消費支出)価格指数の伸びが予想を下回り連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げを正当化
ハイテク中心に買いが先行
その後、12月ミシガン大消費者信頼感指数確定値や長期インフレ期待が予想外に上方修正されると、長期金利が上昇、相場は失速。
食・生活必需品小売が上昇した一方で、耐久消費財・アパレルが下落した。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は13まで下落した。
今、安い株
ユークス、カルナバイオは地合いがいい時に狙える。
パナソニック、日産が気になります。
結果 パナソニック 当日は上がりましたが、買いのチャンスになりました
下がる予想傾向の株
名村造船、東京電力は狙い目
ADR
パナソニック 1401 +13
トヨタ 2542 +26
4666 パーク24 1922 +73
結果 下がっている
しかし、業績は悪くない
6976 太陽誘電 3,711 +123
3566で1000株 買い
3014 帝人 1270 −53
7453 無印良品 2217 −89
ヤマハ発動機 3781 −132
3913 1000 売り
予想レンジ:3万3000円-3万3400円(22日終値3万3169円05銭)
続伸後も堅調な展開か。
前週末22日の日経平均株価は小幅ながら反発した。
心理的なフシ目の3万3000円を支えに、しっかりした値動きが期待される。
ただ、海外投資家のクリスマス休暇入りで市場参加者が減少するなか、積極的に上値を追う動きは限られそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=142円台の半ば(前週末22日は142円23-25銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の後半(同156円46-50銭)と小動き。
前週末22日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日本製鉄 <5401>、パナソニック <6752> 、ソニーG <6758> などが、同22日の東京終値に比べ高い。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同22日の大阪取引所清算値比210円高の3万3270円