chat GTPはwebライターに必要か考えてみました

webライター

今、空前の流行りをしているchatGTP。

実際にインストールして使ってみました。

今回のテーマは、私たちブログを書く人やwebライターにchatGTPは必要か考えてみることにしました。

確かに質問をすれば、ものすごいスピードで文章を作成し、まとめてきます。

便利だから使えばいい。使わない手はないと思いたいですが、何か私に違和感を残しました。

便利なのは間違いない。その通りだと思う。使わないのは時代遅れ。いつまでも古い考えではなく、新しいものはどんどん取り入れるべきだと思う。

そう書いても、どうしても自分に引っかかることがある。

1つのテーマを考えていく時に、ネットで検索して使う代わりと考えればある程度は納得するのですが、やはり読み手の立場から見るとどうなのか?ということを考えてしまう。

当然いい情報や有益な情報はchatGTPが手頃かもしれない。

問題は手助けする力が大きいAIシステムが、人が作る文章を作成する能力より優れてしまうと、思考性が失われるのではないかと言うことです。

例えばピアノを弾くchatGTPのようなシステムがあったとする。

坂本龍一のような壮大で深みのあるピアノ曲を作ってと命令する。

音楽版chatGTPが戦場のメリークリスマスや、八重の桜のテーマ、ラストエンペラー、シェルタリングスカイ、エナジーフローを分析し、坂本龍一かと思わせる名曲が誕生した。

それをもとに作っていって完成した新曲。

聞くひとは音楽版chatGTPのことは知らない。いい曲だと感じるのだろうか?

伝わればいいという考えもあるが、伝え方はこれでいいと、私は思えないのだ。

イチからピアノを弾き、いろいろ弾きながらモチーフを作り、考えて試行錯誤し、作品として完成させていく。

では比べたら、音楽版chatGTPの方がいい曲だった。それならいいじゃないかと言う意見はあまりにも悲しい気がする。

AIに負けても、ピアノをゼロから弾いて生み出したものと、ゼロからイチはAIに作ってもらったのでは、思考する時間が違う。この考える時間が長いと言うことが、クリエイティブの本質になると思う。

ゼロイチを生み出さないと創造性は生まれない気がする。

劣っていたとしても、次の曲では格段に進化したものができる可能性が秘められているから面白いのであって、それはゼロをイチにできる人しかなしえないのではないか?

例えば、ベネフィット(提供する商品やサービス)になる文章があって、chatGTPで書いているものばかりになると、どれも同じのような文章になってしまうのではないかと考えてしまう。

ベネフィットは人でななくAIになる。

だから人はいらなくなるのかではなく、どれも同じだから、オリジナリティーのある人に頼みたいとなると思う。

あとはchatGTPは正確ではない情報も本当のことのように書いてくる。

今調べると問題なかったが、2週間前に赤穂浪士について質問してみた。

chatGTPによれば、大石内蔵助率いる赤穂浪士は吉良邸に討ち入りに行くのですが、討ち入りは失敗し、捕らえられたとありました。

赤穂浪士を全く知らない人から見れば、この文章をコピーし貼り付け、もし宿題ならこれで提出するかもしれないし、webライターならそのままweb記事になってしまい、間違った情報がグーグルエンジンで検索され、人はそれを読んで理解してしまうことになる。

すごく流暢に長文で詳細まで書き込まれたchatGTPの情報を使う場合、そこで本当に合っているかを調べないといけない。

しかし、赤穂浪士がわかっていないと、どこまでが合っているかわからない。

例えばchatGTPは、大石内蔵助(おおいし くらすけ)と紹介しています。

正しくはくらのすけですが、わかっていないとそうだと思ってしまいます。私が知らない人物なら大石くらすけで信じてしまうわけです。

浅野内匠頭(あさの たくみがしら)たくみのかみ

討ち入り後も逃亡生活を送りながら逃亡していません

かなり堂々と偽りを書いてきます・・・。情報を伝えるライターにとって、使うのはいいですが、自分の知らない領域の記事は答え合わせの方が時間がかかる可能性があります。

信ぴょう性のある情報を得る時はなかなか使いにくいと思います。

グーグルエンジンも赤穂浪士のことを正確に認識していないと思います。そこにSEOがうまければ、検索上位になるかもしれません。

そうなると、文章はやはりAIを見ずに書くべきだと思います。そこに頼ると、スキルは進化しにくいし、別のテーマが与えられた時や、専門性が必要な時に、正しい情報かわからなくなってしまう。

恐らくですが、chatGTPは使わないで書いてくださいという案件も多くなるかもしれません。

編集するディレクターさんが全てチェックして間違い探しをしないといけなくなりますので、信憑性という意味でも、規制が入るかもしれません。

ディレクターさんも知らない情報なら、見抜くことは不可能ですし、情報があっているか、調べる時間があったら初めから書いたほうがいいかもしれない。

chatGTPの規制が入ったとき、AIに頼りすぎることで、仕事がストアオーバーしてしまうこともあり得ます。

実力をつける意味では、やはりゼロからイチは自分で作った方がいいと思います。

読み手にとっても、これ chatGTP使っているのなら、もう直接chatGTPに聞けばいいじゃないかと思うわけです。

クリエイティブな感性やスキルをつけてから参考程度にみる、と言うスタンスでいいのではないでしょうか?

chatGTPはその点どう考えているのかと思い、

ブログを書く人、webライターにchatGTPは必要ですか?質問してみました。

最後にchatGTPは以下のように回答してきました。

ChatGPTはあくまでツールであり、ブログやWebライターの役割や才能を完全に置き換えるものではありません。

人間のライターが持つ独自の洞察力やクリエイティブな思考、読者へのアピール力などは、依然として重要な要素です。

ChatGPTを利用する際には、人間のライターの判断や編集作業を組み合わせることが重要です。

恐ろしいぐらい、正論を述べてきました。私より理路整然としています・・・。

このブログで言いたいことが詰まっています。

共存で行きましょうと言う意見はすごい一面もあり、なかなか、憎めない存在ですね。

使ってみたくなるツールであることは確かです。しかしクリエイターはほどほどにと言うことでしょうか。

今回はここまでです。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

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