Chat GTPを音楽の世界から考えてみた 文章機械論

webライター

今流行りのChat GTPに何を思うか? 文章機械論

実際に、Chat GTPを使ってみると、便利であるし、情報を得る時に全て間違っていることは決してなく、体裁が整うのは間違いないことです。

では人が書いた文章がなくなるかというと、それはわからないことについて書く場合に、本当に理解をしないで言葉を羅列するのなら、Chat GTPに負けてしまうのかもしれません。

今回なぜ音楽の世界と比較と書いたかというと、音楽でも機械化が進んでいた時期の過去にさかのぼります。

今回は残念ながら、お亡くなりになった、故坂本龍一氏 故高橋幸宏氏、今でもお元気である細野晴臣氏のグループであるYMO(イエローマジックオーケストラ)を例にとり説明したいと思います。

YMOはコンピューターを駆使した音楽とされています。当時早いフレイズを練習しなくてもコンピューターに打ち込めば、必死で練習しなくていい、ドラムもドラムマシーンに打ち乞えば、人力で叩く必要がないとされ、演奏に人はいらなくなると言われていました。

ミュージシャンはいなくなると本気で当時思われていたようです。

YMOの音楽を聴くと確かにコンピューターを駆使した正確なものでした。まさにChat GTPの音楽版であったと思います。

ではレコーディングではどうだったか?

2枚目のアルバムである、ソリッドステイトサバイバーはまさにピコピコサウンドにも聞こえます。しかし、ドラムは高橋幸宏が、コンピューターの規律正しいガイドを聞きながら、ジャストのリズムで手動で叩いています。

坂本龍一は、ものすごく早いフレイズの、アレンジの曲があるのですが(テクノポリス)初めはプログラマーがデーターで打ち込んでいたそうです。

しかし坂本龍一は

「いや!これは機械じゃない。俺が弾いてちゃんとした方が人間の気持ちが伝わる」

人力で早弾きし直したのが『根性のBRIDGE』と言われており、実際にトラックシートに手書きが残っています。

今は機械があっても人間が追いついていない!テクノロジーは進化しても最後に命を吹き込むのはやっぱり人間である

まさに機械と人との戦い、テクノは精神である。と当時述べています。

実際に演奏でも、コンピューターを駆使しながら、手弾きしており、なぜサウンドが素晴らしいかというと、個々の演奏のタイミングにありました。

ドラムはジャストの少し前(高橋幸宏)

ベースはジャストの少し後ろ(細野晴臣)

キーボードはまさにジャスト(坂本龍一)

といった人間が感じるgroove(グルーヴ)を作り出しており、コピーバンドが現れても全く同じにならないのはそのせいです。

3名とも機械を使っていたにも関わらず、一流のプレイヤーでした。

やはり一流と言われる人は、機械を使おうが手で弾こうが、他を寄せ付けない魅力があります。

ちなみに、Chat GTPに聞いた、アルバムの中の収録曲は間違っていました。これが正しいのでは?と書いたら、点滅し、何も答えませんでした(笑)。その後Something went wrong. If this issue persists please contact us through our help center at help.openai.com.のメッセージが・・・。いつも日本語なのに・・・。

以上のことをChat GTPに当てはめて考えて見ると、文章を読むのを面白くするのは、最終的にはやはり人なのです。

もう一つ音楽に関連していきますと、音楽家の小室哲哉さんがいらっしゃいます。

小室哲哉といえば、シンセサイザーを扱い、演奏をデーター化して、作っているイメージが強いと思います。

実際の制作現場では、小室さんは基本手弾きで作っています。

時期的にはドラムまで鍵盤で手弾きしています。

実際それをデーターでの修正はあるでしょうが、基本はリアルタイム派でそれがいいグルーヴや揺れになり、小室サウンドが作り出されるようです。

また苦手な楽器も自分で演奏することについては、拘らなければスーパーで流れているBGMと同じになる。

ゴツゴツしたものや、エッジ感が出ないので、そこの制作が難しい。しかしその難しさが結果として、ヒットすると言っています。

以上の例を踏まえた上で思うことは、

Chat GTPはどんどん使われていくと思います。

ただ考え抜かれて書くことはできない。形式的なことは書けても、人の感情を動かすものは作ることができません。

今回のこの文章はChat GTPに聞いても書いてくれないと思います。

webライターのベテランの方々は考えに考え抜いて文章を構成しています。

1つの物事に対しての考える時間が科学的に長いと思います。

Chat GTPに勝つ負けると言う話ではなく、webライターが書く文章は常に異次元だと思います。

これが私の考える文章機械論です。

最後にChat GTPに聞いてみました。

現時点ではChat GTPは全くみてません。文章機械論は私が勝手につけたものです。

まいゆき

文章機械論とはなんですか?

Chat GTP

文章機械論は、主人公が成長するために必要な試練や苦難を描写することで、読者にとっては共感や感動を生み出し、自己実現や自己啓発の手がかりを提供することができます。また、この形式の小説は、文学作品の中で主人公が個性的であることを重視し、主人公の内面的な変化を深く描写することが特徴的です。

まさか、文章機械論という言葉があるとは思いませんでした。Chat GTPも人間と共存を求めているとは驚きです。

共感や感動を生み出し、自己実現や自己啓発の手がかりを提供のセンテンスは今後、使えます。

結構、Chat GTPもやってくれます。

しかし、人にしか書けない文章は無限にあります。表現も書く人で全て同じものにはなりません。これが人に伝わる熱があるかは未知数ですが・・・。

これからもたくさん文章を書いていきたいと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

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