今回はまいゆきの所有スタジオの紹介をしようと思います。
私は個人投資家で収入を得ながら、e suite Recordという個人レーベルを運営し、楽曲を製作しています。
e suite Recordは私の楽曲のみを扱っているプライベートレーベルです。
また、これまでに4枚のアルバムをリリースしています。
今回は私のプライベートスタジオであるe suite STUDIOのシンセサイザー紹介をしたいと思います。
実機キーボード
スタジオには3台のキーボードがあります。
KORG TRITON EXTREME
これでかなりの曲を作りましたが、基本はライブ用に購入したキーボード。
真空管も入っており、音も存在感があり、かなりいいです。バンドでもギターに十分対抗できる音が満載となっています。
またピアノの音も素晴らしく、ピアノを中心とした曲でもライブで十分通用するクオリティです。ライブで1台しか持っていけない場合が多かったので、このシンセでのりきることができました。
音作りもやりやすく、タッチパネルでスピーディーに作業できます。
また、プロの方も多く使用されていました。ドリームシアターのジョーダンルーティス、日本でも小室さんがよく使っていました。
YouTubeより引用
YAMAHA S80
ピアノと同じ88鍵盤です。
ピアノとして使用が中心ですが、基本はシンセサイザーとして発売されました。
曲作り、バンド練習、アレンジ、レコーディングと幅広く活躍。
私のアルバムLeifはピアノ曲のコンピレーションですが、このキーボードでレコーディングしています。このキーボードの音源を使用して一発録音した曲が1曲、インプロイゼーションで1曲、残りはMac Book Airを繋いで、ソフト音源であるPiano VとLogic Pro Xでコツコツレコーディングしました。
このキーボードの使用ミュージシャンは坂本龍一教授。一時はメインキーボードでスタジオワークをされていました。特に地雷zeroの時はメインで使っていました。
地雷ゼロのレコーディング時。YMO 御3人。
YouTubeより引用
YouTubeより引用
この頃はハード機材しかなかった為、全て実機でした。この写真ではデジタルレコーダー、ミキサー、サンプラー、多数のモジュール音源、こういう映像を見て、いつかはこういう機材を揃えようと思いましたが、まさかパソコンに全てソフト化されるとは思いませんでした。
nektar panorama P6
i Macとケーブル1本で接続し、ソフトシンセをコントロールするキーボードです。
このキーボードはデザイン重視で選びました。とにかくかっこいいです。メーカーはアメリカ製で輸入品。日本ではあまり考えないデザインかなと思います。
ガンダムカラーと言いますか、メカっぽく、コックピット感があるのが楽曲製作のモチベーションになることはあると思います。
楽曲製作はいいデザインのスタジオの方がいい曲になると考えています。
使用ミュージシャンはいらっしゃるとは思いますが、プライベートスタジオで使っている為、あまり確認ができていませんが、日本ではまりんさんがMETA FIVEで使用されていました。
YouTubeより引用
i Macには大量のシンセサイザーが入っています
レコーディングに欠かせないのはi Mac です。この中に従来のレコーディングスタジオのハード機材が大量に入っています。ここからはi Macに入っているシンセサイザーを紹介します。
1 MODULAR V
往年のムーグをソフト化したもので、通称タンスと言われたシステム。実機は輸入で当時の価格で1200万したモンスターシンセ。
シンセサイザーの基礎的な音作りがマスターできる。
当時はプログラミングではなく、ケーブルで結線させて音を出していました。
ソフトですからケーブルも必要なくクリックで結線できます。
一回作った音は実機は結線をノートに書いて残さないといけません。メモリーは当然できません。ソフトは当たり前ですがメモリーできますし、プリセットも大量に入っています。
しかしこれをマスターする知識が不足していることは明らかで、シンセの仕組みを知らないとイメージする音を作ることができず、現在はプリセットに頼っていますが、時間的な余裕ができたらy
YMOも初期はライブ、レコーディングでもよく登場していました。
pinterestより引用
2 ARP 2600 V3
70年代のアナログシンセ。当時の価格は100万前後。
当時はアタッシュケースに収まっており、スーパー重たいケースで持ち運べないアタッシュケースだったと思いますが、モバイルということで売ったのがすごいと思います。
結構ソリッドな音が出ますので、YMOのライディーンのメロの音色は出せると思います。
3 Prophet V
キーボードに携わるなら、言わずと知れた名機中の名機。シーケンシャルサーキットのプロフェット5のソフト版です。実機は当時、約170万。
YMOのサウンドはこの機種がないと難しかったのではないかというぐらい多様されています。教授については生涯使い続けていました。
YouTubeより引用
YMOの時の教授。⬆️
YouTubeより引用
実質のラストアルバムasyncでも多用されていました(12は出ましたが、日記に近いサウンドの為)⬆️
私自身、音を重ねていくときに、基本この機種を選ぶことが多いです。何かいいものができるんじゃないかと思わせてくれるサウンドです。また音を重ねやすい質感のあるサウンドが特色です。
4 Jup 8 V3
ローランド JUPITER-8をソフト化したものです。80年代前半のシンセです。
当時の価格は98万円。大きいし重い。ソフト化されて助かります。
ソフトシンセ⬆️
実機⬆️
プロフェットと比較してこちらの方が明るい音が得意です。
日本ではレベッカ時代の土橋さん、教授もいけないルージュマジックで使っていました。
海外ではハワードジョーンズ、TOTO、様々なミュージシャンが多用しています。
ポップでカワフルなサウンドが作りやすいシンセ。しかし存在感はしっかりあるソリッドな音が出せます。
おしゃれな音を作りやすいので、ポップなサウンドを作る場合はよく使用します。ブラスの音色はサンプリングではないアナログ音源なので、シンセサイザー本来の近未来的な音が出しやすいと思います。
YouTubeより引用
再生YMO テクノドンライブでは細野さんも使っていました。ハイテックヒッピーズのベースはこれだと思います。
今回はここまでです。続きはコツコツ書いていきたいと思います。